
2006年12月5日 時事通信社 文化部 新地 剛(しんち・つよし)
さんに年末PC大掃除の企画で取材に来ていただきました。
主なポイントとして 以下の話をさせて頂きました。
1、セキュリティ周りの設定
2、必要なデータと不必要なデータの切り分け
3、データへのプライオリティ振り分け
4、メールの管理、バックアップ手順
5、OSチューニング
6、サービス周り、レジストリ周りのチューニング
藤「本日はよろしくお願い致します。」
新地「はい。よろしく願い致します!」
新地「では、早速ですがどのようにして、データを管理すれば宜しいでしょうか?」
藤「ポリシングを充実させることがシステムの資源管理に繋がります。
どのような方向性で、データを管理するかを決定しないと、データの管理は難しくなります。」
新地「それは、決まりごとを作るということですか?
」
藤「そうです、ただし、デバイスを充実させ、予算をつぎ込めばユーザライクなシステムも構築できます。
ローカルにNASを導入するとか、CPU、メモリの速度を上げる等、サーバ並みのスペックを維持し、かつデータの保全にはRAIDを実装する、バックアップシステムを実装する等を行う必要性があります。」
新地「それだと、大きなお金がかかりますね。
」
藤「そうですね、後はバランスの問題だと思います。
USBリムーブバルディスクにデータを保全するとか、古いデータだけをリムーブバルディスクに移す等、有効でしょう。
後は、ASPサービスを利用するのも手だとは思います。」
新地「決まりごとはどうしましょう?」
藤「これは難しいですね、例えば、ファイルの拡張子、つまりは種類ごとにリムーブバルディスクに保存する、期間ごとに保存し、テプラを張って管理するのも手だとは思います。
たいていの場合、古いデータが必要になるケースは、非常に稀ですから多少データを抽出するのに、時間が掛かっても問題は無いと思われます。
この、“時間が掛かっても”を解決するのが、予算をかけ、リソースを追加するのか、それともテプラなどを使用し、管理を充実させるかが、ソリューションになります。
」
新地「なるほど、お金の換わりに方法論で解決するんですね。」
藤「そうですね、実はお金を掛けずに解決することが、エンジニアの醍醐味かもしれません。
ただし、法人相手の場合、裏目に出る場合もありますけど。」
新地「それはどういったことですか?」
藤「例えば、あるシステムの処理が遅いとします。解決するには、ハードスペックを上げるとあっという間に解決する場合もあります。
しかしながら、法人担当者はソフトウェアのチューニング等で解決してほしいと、要望が出るケースが多いですね、この場合 その人間に必要な人件費が高くつくケースや、更に、リスクが伴います。」
新地「リスクとは、なんでしょう?」
藤「ソフトウェアのソースに手を入れなければならないケースもあります。
この場合、影響範囲が大きく、また、改造後のテストも行わなければならないため、時間と、費用も掛かります。」
新地「なぜ企業はハードウェアのスペックを上げないのでしょうか?」
藤「うーん、リースの問題や、更に稟議が通しにくいのでしょうね、予算の問題なんでしょう。」
新地「なるほど、予算の問題はむずかしいですね、悪いスパイラルに陥りやすいですねぇ。」
藤「そうですね、本当に予算関係は難しいです。(笑)」